ここでは、ハクビシン駆除の第一段階として、ハクビシンを家屋から追い出すための方法についてくわしく解説しています。なかなか出てこないときの方法なども紹介しています。
ハクビシンやアライグマといった大型害獣の駆除の方法というのは、一般的に、次の2通りが挙げられます。
ハクビシンの駆除は、基本的にこのいずれかの方法で行われますが、まずこのページでは、第一段階である“追い出す”やり方について解説をしていきたいと思います。
ハクビシンを家屋から外へ追い出す方法としては、潜んでいる天井裏や床下などに燻煙剤をたいて煙を蔓延させるといったものや、ハッカ油木、酢液といった嗅覚忌避剤などを散布するやり方があります。
依頼される方の中には、「バルサンを焚いたらいなくなった」という方も多いそうですが、燻煙剤の煙は上に登るだけで屋根の先端や、床下のコンクリート仕切りの奥にはなかなか届かないそうです。
また、使う場所を間違えると、ハクビシンを外への脱出口より遠ざけてしまうとのこと。
この追い出し作業で重要なポイントとなるのは、脱出口から距離の離れている、小さな隙間などから順番に散布していくという点です。ハクビシンが潜んでいる床下や屋根裏内の構造、また脱出口の位置を確認、考慮して作業を進めていく必要があります。
ただし、ハクビシンに子供がいたりすると、どんなに煙霧や忌避剤で攻撃しても、巣を守るために、なかなか動かず、出てこないこともあるのだそう。
このような場合には、屋根裏に作業員が上がって直接追い回したり、爆破音などで驚かせて追い出すといったケースもあるようです。
ちなみに、この追い出す作業で予想以上に時間がかかってしまったり、臭覚忌避剤や煙霧剤を予定よりも大量に使った場合などの、追加料金の有無に関しても事前にしっかりと確認しておくことをおすすめします。