このページでは、ハクビシンの糞尿汚染による二次被害を避けるために行う「衛生害虫駆除」について解説しています。ハクビシン駆除を検討中の方は、ぜひ参考としてチェックしてみてください。
野生のハクビシンは細菌を持っていることも多いため、駆除をしたあとは殺菌消毒処理を行う必要があります。10年ほど前に流行したSARSも、その蔓延の原因として真っ先にハクビシンが疑われたほどでした。
ハクビシンが排泄した糞尿からも雑菌が発生・増殖する可能性が高いため、駆除後の殺菌消毒処理は必須です。
また、糞尿の臭いを残しておくと、他のハクビシンを引き寄せることにも繋がります。
業者によって使用する薬剤は違うようですが、空間に噴霧することで殺菌・消毒を行うことがほとんどです。
ハクビシンに寄生しているダニやノミといった衛生害虫に対しても、駆除作業が必要になります。
野生のハクビシンはそのほとんどが体にダニ・ノミをつけており、それが屋根裏で増殖し、室内で生活する人間にも被害を及ぼすケースが多くみられるのです。
ダニやノミには柔らかい肌を持った女性や子供がターゲットとして狙われやすく、刺されると、数日~一週間ほどと長くかゆみが続きます。
またダニの糞や死骸はアレルゲンとなることが多く、皮膚より吸収されるとアトピー性皮膚炎、さらに器官に入ってしまうとぜんそくなどを発症させる危険があるため厄介です。
これら衛生害虫駆除の殺菌消臭は、薬剤を微粒子化して飛散噴霧を行うのが一般的です。