このページでは、ハクビシン駆除に先立って行われる事前調査の内容を紹介するとともに、業者への申し込みから契約、当日までの流れについても解説しています。
ハクビシンをはじめ害獣駆除の事前訪問調査では、一般的に次のような項目をチェックします。
まずは侵入しているのが本当にハクビシンなのかというのをプロの調査により確認し、侵入口と侵入経路を特定します。棲み付いているのが天井の場合は、押入れの天袋から屋根裏へ入り、巣や糞尿の有無、害虫の発生などをチェックします。
このようにして訪問調査では、被害状況や被害の規模を入念に確認し、侵入口をふさぐ施行に必要な項目も確認して、見積もりを算出していきます。
また、問い合わせから当日までの簡単な流れは、以下のとおりです。
【問い合わせ・相談】
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【現地訪問調査】
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【対処方法・見積もりの算出、提案】
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【見積もり確認・検討】
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【申込み・契約】
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【当日】
ひとつ覚えておかなければならないのが、害獣の捕獲を行うには、都道府県あるいは市町村の保健所、市役所、県庁・都庁、農業振興センター等の担当部署に対し「有害鳥獣駆除」の申請をする必要があるということです。
被害の実態や規模、捕獲予定の頭数や期間をはじめ、どのような理由で、何を使って、どこで捕獲をするのかといった詳細を申請します。場合によっては、被害の様子が分かる写真等を添えることもあります。
そして、約2週間~4週間程度で申請が許可され、担当部署で捕獲に関するくわしい説明を受け、はじめて捕獲が実行できるのです。
この手続きに関しては、委任状により代行してくれる駆除業者も結構あるので、問い合わせの際はそういった点も確認するとよいでしょう。